全ての患者に家族のように接することができる看護師に

患者に対し家族に接するように

看護師7年目、20代の男性看護師です。最初は総合病院のICUと手術室に勤務し、現在は転職して整形外科病棟に勤務しています。120床の急性期病院です。私は、患者に対して自分の家族のように接することができる看護師になりたいと思っています。

患者の話を聞きしっかりケアできる知識と技術も

そのために一番に心がけていることは、患者の話に耳を傾けることです。まずは、患者の思いを聞くことで、何をしてもらいたいのか、何を不安に思っているのかを知ることができます。そうして、知りえた情報をもとに患者に対して、必要なケアなどを提供できるようになります。それに、向上心をもって疾患や看護について学んでいくことも心がけています。知識や技術がなければ、安全で安心な看護ケアは行えないと思っているからです。知識がない、経験がないことを患者に行うことは無責任すぎると思うので、そういったことにならないように学び続ける努力をしています。

患者の話をちゃんと聞く看護師は少ない

でも、まだ患者を看るという意識よりも、疾患を看ている自分がいるのが現実です。患者の思いをまだ受け入れられずに、一般論で片づけてしまうときがあります。それに、驚かされるのはやはり、患者の話をゆっくり聞いている看護師が意外と少ないということです。業務が忙しいのもあるのかもしれませんが、看護師が聞きたいことだけ聞いて、言いたいことだけ言うことが日常的に行われているのです。もちろん、そういった看護師は顔も険しいですし、患者も口を閉ざしてしまいます。理想と現実は違うことがあることは、働いてみて初めて気が付きます。

笑顔で患者の気持ちに寄り添えるように

やっぱり、ブスッとした顔や忙しそうな表情をしてしまうと、患者はゆっくり話もできませんし、安心して思いを伝えることができないと思います。これは、看護師だけに限ることではありませんね。サービス業なら笑顔は忘れてはいけないと思います。だから私は、いつも笑顔で接することを意識しています。その上で、いつも患者の気持ちの寄り添える看護師になりたいと思っています。